灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
壁沿いに整列してる紅の花 名は知らねども 山茶花とする
20
もっと見る
紫草
この家のひかりあたらぬ場所に座しことの始末を企んでいる
12
もっと見る
桜田 武
我が庭のアロニアは雀の学校毎朝集い一日を練る
8
もっと見る
あふひ*・○・*
一通の不在着信告げている僕は今も元気なんだと
18
もっと見る
松本直哉
言葉なき恋歌の母音ひそやかにヴォカリーズ聴く真夜のしづもり
6
もっと見る
桐生賄
日向ぼこ 座椅子に座り 窓越しに ちらつく雪見て 此処は極楽
13
もっと見る
林林
石蕗の綿毛ほわほわ冬枯れの野に凩を待ちいでつるかな
19
もっと見る
みやこうまし
書初めに真実一路と記したり七十年経ても変わらぬ導
16
もっと見る
桜田 武
野良ネコが寒しのぎに物置に入る哀れと思えど非情な対応
7
もっと見る
舶女チェルシー
傷ついた恋は粉砕 最後にはディズニー映画のキラキラになる
8
もっと見る
桐生賄
あと少し 六時になったら 起きようと カチコチ時計と にらめっこなり
8
もっと見る
桐生賄
何故だろう カネノナルキに 花咲かず 育て方日々 試行錯誤し
11
もっと見る
恣翁
輝きのなき夕陽なむ 煙るがに見ゆる冷気を 照らしたりける
19
もっと見る
千映
穏やかな大人の恋と見せかけて二人にわかる燃え滾るもの
14
もっと見る
たけくらべ
番号を押し付けられし国民は一億人の受刑者のごと
8
もっと見る
只野ハル
ほろ酔いの一首も詠めず醒め行けばもう一缶を開けてみるかも
23
もっと見る
夢士
一瞬の瞬きなれどバス停の三つ四つ過ぎて慌て飛び降り
11
もっと見る
葱りんと
金曜日 休みの前の 深酒は 逃避じゃないの 弛緩といって
12
もっと見る
夢士
おもしろやあな面白や同期会出る話は青春の時
13
もっと見る
bgvillea
いさなとり浜をながめて涙するわれは星より夜を知る者ぞ
6
もっと見る
[1]
<<
3750
|
3751
|
3752
|
3753
|
3754
|
3755
|
3756
|
3757
|
3758
|
3759
|
3760
>>
[4551]