灰色猫のお気に入りの歌一覧
佐藤水村
ふと君の声かと思ふふり向けば暮れゆく空と山と川の音
7
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白井浮雲
やり残し先送りした諸々の堆積物が今の俺だな
9
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ゆりかもめ
島の道 久々に会うナナちゃんは ちぎれんばかりに 尾を振れり
7
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くらら
咲きたくて そこで咲いてる わけもなく 路肩の花は ただ粛々と
14
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佐藤水村
雨の降る朝を忌みてわれひとり落ち葉散る道南へ下る
3
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佐藤水村
疲れ果て思ふこともなし山の村川辺に行きて手をば洗へり
3
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くらら
はっとして 振り向く街角 あの人と 同じ香りに よみがえる日々
8
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リクシアナ
遠方に嫁ぐ娘の真心を受け取る母に札幌の雪
7
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リクシアナ
祝福の宴に集う若人の装い光る時代の自由
4
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桐生賄
云はずとも 休みの午後には 風呂掃除 取り組む娘よ 有り難うなり
9
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千映
暖冬で春がどんどん前倒し春の日本はどうなることか
9
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桐生賄
暖冬で 旬の大根 育ち過ぎ 吾の足より まだ細いけど
9
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くらら
いつもより 大きく聞こえる 波の音 ごめんと言えない 自分が沈む
5
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葉月留美
素直さを泪でしか表せぬ甘えん坊の面倒くささよ
5
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葉月留美
悲を被り哀を纏ひし我が心澄んだ空さへ淨化できずに
9
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佐藤水村
目覚むれば耳に涼しき川の音窓にし寄れば水は濁れり
5
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リクシアナ
花婿と呼ばれし今日の甥っ子の培いたる愛情と友情
4
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白井浮雲
人生は憂きことばかり目立つけどそれを楽しむゆとりを持とう
7
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詠み人知らず
日曜のDIYをぶらついて 買わないはずの 筆記具を見る
10
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恣翁
シベリアの緩き起伏に 白樺の幹 蒼褪めて玻璃に似るかも
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