灰色猫のお気に入りの歌一覧
逢桜カイン
まなじりにライムを搾ったジン香る目と目で交わし身と身交わる
4
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逢桜カイン
火をお入れ夕日が手元を急かす頃賑わいはずれひと待つキツネ
2
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ゆりこ
その母が産んで育てて今がある恨み憎めど母は変わらず
16
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佐藤水村
終電に揺られうたた寝目覚むれば小雨は雪になりにけるかも
6
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佐藤水村
冬の日は靴音響く喜びもはた悲しみも軽やかに鳴る
7
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新座の迷い人
淋しさに 懐メロ聞きて 酒を飲む 若き思いで 次から次と
11
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秋日好
円安にオイル安とテロ懸念実験疑惑に ああ、そんなこと
7
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新座の迷い人
我が妻と 共に逝きたや 西国へ 何時まで続く この介護かな
14
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黒兎☆
色黄色点字ブロックその上に立ち止まったり物おかないで
3
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新座の迷い人
真の闇 新座の空は 星僅か 故郷の空 天の川見ゆ
10
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千映
床の間の百合の蕾が全部咲き思わず心で万歳をする
11
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詠み人知らず
休日の電車に背広多くあり 馴染みの看板 車窓に眺め
10
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桐生賄
風呂掃除 吾の拘り 水洗い 娘も慣れたか 文句を言わず
9
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桐生賄
そう言えば 掃除機苦しと唸ってた フィルター目詰まり「もう入らん」と
7
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みずたけ
麗しきものは必ず酸いを知る桜は急に咲くものではなし
3
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舶女チェルシー
日常は白猫非日常は黒猫揺れてD坂乱れて歩く
4
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秋日好
無理にでも明るくしようと努めてた父の電話が普通に戻る
12
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桐生賄
ちらほらと舞う粉雪の 日を受けて、きらり虹色輝く不思議
10
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ことほ(言祝)
五感を全て使い今日一日を過ごせた幸せだった
4
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秋日好
彼の人の名前も発音できぬまま置き去りになる芸術・音楽
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