まあさのお気に入りの歌一覧
石川順一
階段は雪で覆われ足跡と松の葉が落ち鳥居の立てり
24
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千映
柔らかき新玉ねぎに笹かまの寄せ揚げ味の深さ知る夜
26
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野々花
知らぬ間に五分遅れて鳴る時計やる気ないのか電池ないのか
17
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野々花
春の星結んで語る神話にはどこか哀しい結末がある
29
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藤久崇
雪溶けて 軒より零るる 玉水の 照れる光に 映ゆる清けさ
30
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千映
春よ来い「じょじょ」の意味尋ねたら若き母いう「草履のことでしょ」
20
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藤久崇
咲き初めの 梅に雪添え 二時の 合う如月を 友としてしが
24
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西村 由佳里
書き上げた絵本のためのお話を読んでください送信を押す
11
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絮谷新
雷鳴の響む咫尺の閃光はほんの小さな昔の殺意
19
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詠み人知らず
友チョコや自分ご褒美チョコ流行義理が廃れて楽になりたる
26
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九條千鶴
鮮やかな夏の夕日に似た人の面影追いし黄昏の空
16
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麻
岩かげの氷もさぞなうちとけて水音ちかきみ山べの春
8
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麻
雪わけて匂ひそめてむ梅の花むかし契りし人は見ずとも
14
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藍子
デニーズのお代わり自由の珈琲で気付けば既に3時間経つ
14
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藍子
バレンタイン今年は誰に贈ろうか思いつかずに売り場素通り
22
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想野
そろそろと腰かばいつつ雪をかく十六回目の陽のない冬に
13
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想野
山並みに降り積もりたる雪布団つかのまのぞく空なお青し
14
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inosann
社内での待遇きびしく吾がうちに選択肢のない応えの巡る
24
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野々花
今年また積もった雪をかき集め二羽のうさぎを並べて作る
25
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万陽
道沿いに 山茶花の咲く その背後主役奪取の 紅梅満開
15
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