灰色猫のお気に入りの歌一覧
まつり
忘れたくない思い出を乗せながらいずれ朽ちゆく回転木馬
9
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まつり
金色のたてがみをした馬に乗り夜空の星を集める仕事
3
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聴雨
人知れず燃えて尽きたる魂の声のやうなるありあけの雪
19
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詠み人知らず
雪明かりほのかに照らし月の降る 終止符打てず冬の月のむ
9
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詠み人知らず
吾の前髪分ける雪風の中薄紫の粉雪と遊ぶ
9
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夢士
熟練の教師の常は体罰の辛さを示し悪童正す
12
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葱りんと
インチキの 将棋負けると 駒を投げ 鍛えられるは こっちの忍耐
10
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春菜
林檎飴欲しいとねだる声がしてヒトノフリミテワガフリナオセ
2
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中川 春
とてもとか凄くとかすぐに使うから元の言葉がめっちゃ軽いね
2
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ゆりこ
触れ合えば壊れてしまう予感さえ君を失くした空まで見える
22
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河のほとり
野に伏さばまよひし人を誰か知る埋み果てたる雪の白きに
10
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只野ハル
雪景色撮らん一眼構えし人ら雪景色に溶け込まず
12
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詠み人知らず
サウジとかインドネシアの出張は 都度きみのこと 好きだと反省
13
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笹原八
温泉のあるほか知らぬ下車駅に我の地元が旅先として
3
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あふひ*・○・*
上空に待ってましたとヘリの音向かうは初雪冠る金閣
17
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春菜
遠浅の海に焦がれる私、でも きっとこのまま君に沈むの
2
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春菜
息さえもできないような昼下がり ずるくて弱い君しか見えない
5
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ぽむもふ
雪降りて道を隠せば知らぬ場所幹線道路で遭難中
3
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赤俊雄
うなだれる頸の角度に窺える車両のなかの疲れの分布図
6
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只野ハル
成功も失敗も記憶できずまた母のスプーンからプリン落つ
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