名鈴のお気に入りの歌一覧
みっさん
コロナ禍に古典に親しみ尚友と語らふ日々は楽しからずや
4
もっと見る
おじい
たをやかな 歌を夢見て 色附ける 斯かるざくろを 是非ともひとつ
10
もっと見る
灰色猫
永遠を忘れたままの楽園の果汁を湛えろくろは周る
12
もっと見る
灰色猫
人という小さな器を砕きたい大地を捨てたわたしの踵
12
もっと見る
KEN
あかまんま 咲けば五歳の秋思ふ 共に遊びし あの娘いづこと
10
もっと見る
うすべに
荒れ狂う一夜過ごして穏やかな 雲をまとって水を濾す山
10
もっと見る
綾翔
死ぬならば勝手に死ねと言う人の足音響く雨の木曜
6
もっと見る
つばす
本棚の奥に隠した君の書は 嫁の知らない小さな秘密
4
もっと見る
くらら
声枯らし 九月の空に 蝉が鳴く 聞く仲間とて もう居ないのに・・・
4
もっと見る
樟明子
温かなお茶を含めばほつとする汗流した日遙かになりぬ
9
もっと見る
ななかまど
黒きとてカラスアゲハの名のかなし蜜飲む姿美しく輝く
12
もっと見る
滝川昌之
ラストラン知らず木馬は回り出す明日には灯かぬ電飾纏い
15
もっと見る
みをつくし
汝が羽織る薄紅淡きカーディガン 舞ひ散る落ち葉地に暖かし
24
もっと見る
トウジさん
過ぎし日に引き返すことできぬから上書きしよう君と来た道
7
もっと見る
おじい
ぬばたまの 夜目を凝らしつ 釘打つも 寸足らざりて 呪ひ負けたり
6
もっと見る
KEN
風亂る 逢魔が刻に 女郎花 高嗤ひけり 燈に影散らし
10
もっと見る
横井 信
手と脚を大きく開き寝転がるかすかに残る夢のあと味
10
もっと見る
千映2
折れそうな心の背なに手をかけて元気にさせてくれる愛かな
4
もっと見る
千映2
人はみな過ぎ去りし季節懐かしむ輪廻の如く歳を重ねる
10
もっと見る
みをつくし
花散りて ひかり増すごと募りしか 風に綾なす若葉のさざめき
20
もっと見る
[1]
<<
366
|
367
|
368
|
369
|
370
|
371
|
372
|
373
|
374
|
375
|
376
>>
[627]