灰色猫のお気に入りの歌一覧
桐生賄
高台に 病院出来て 良かったと 笑う住民 復興また増え
11
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葱りんと
心配す フリして実は どうでもいい 不幸自慢は 聞く方が不幸
12
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右島絵莉
寒空の 雪降る朝は 凍てついて 来る別れを 数えるようなり
9
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夢士
蛙の子やがて手を出し足を出しお手伝いしてうれし気な顔
18
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へし切
冬荒れて吹く風寒し目に涙くもる景色の雪化粧かな
25
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只野ハル
豚骨醤油スープにストレート麺和歌山の中華そばが好き
9
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夢士
蛙の子パパの手元に見入りたり瞬き忘れ眼キラキラ
11
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矢車菊
もう一度そのやさしさをさがすため夢の中でも旅をつづける
13
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矢車菊
来ぬひとを待つ冬の夜 月のない夜はいつまでつづくのでしょう
10
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周小黒
頭痛病み 臥せる吾見舞う黒猫の 目線は前略腹の上より
10
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只野ハル
強風にフェリー流さるニュース見て浮くものは踏ん張れぬものと知る
11
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只野ハル
ひとりで立てず歩けぬ両親の世話しつつ独立の意味を思う
14
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矢車菊
ほんとうに大事なものをなぜいつも忘れて生きてしまうのだろう
14
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矢車菊
歩いても歩いても雪 どこまでも私は私であるために行く
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美津村
声張りて凧揚げてゐし父と子の去りて砂浜夕凪となる
14
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美津村
バイクの音雪に吸はれて静かなり雪降りやみし雪明りの街
12
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美津村
水溜の氷りて月に光りをりその月光を踏み割り配る
9
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美津村
休みたかりしが願ひゑぬまま欠勤者の代務をしてゐる熱あるわれは
9
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佐藤水村
風の凪ぎ落葉なべて絶ゆるとも踏めば息づく冬の匂ひかな
9
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周小黒
「子供らがヌルデで柿の木叩くのよ」そんな彼女もいつしか母に
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