灰色猫のお気に入りの歌一覧
夢士
お年玉ママのポッケの膨らみてパパの財布の軽くなりゆく
8
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夢士
空青く富士の姿の迫りくる東名の道富士に向かひて
12
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夢士
初詣押され流され人の波孫かたぐるま川崎大師
14
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あふひ*・○・*
細やかな心の動き映す歌連ねてゆけば変わりゆくかな
16
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夢士
火に焚いて無病息災どんと焼きミツマタの先に黒焦げ団子
15
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雪柊
寒稽古 凍える爪先指の先豚汁貰い 笑顔溢れる
16
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あんとん
そこはかとなく おしりがかゆい ざぶとんに ポテトチップス こぼしてた
3
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千映
うたのわにあまおうさんが来てくれず苺売り場でお元気ですか
11
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野々花
「もう誰も愛せないよ」と君が泣くシャラリシャラリと雪が降り積む
14
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千映
私今日ナンパされたよナンチャッテ返事はよかったねって気がする
8
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雪柊
豚汁に おでん 甘酒 団欒も欠かせなかった 石油ストーブ
13
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千映
新年会籤で当たったオレンジの鉢植えの花部屋を春にす
9
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南美帆
真夜中の助手席からは横顔を盗み見ている海は真っ暗
4
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南美帆
見も知らぬ男性からの恋文は一人の夜の寂しさも増す
3
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コーヤ
蕗の薹土の布団にくるまりて固くつぼんで春待ち望む
15
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コーヤ
綿入れの義母の温もり捨てきれず擦り切れ繕い今年も羽織る
21
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雪柊
エアコンの何か足りない暖かさヤカンを乗せたストーブ恋しく
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もり
白線の外側で待つ憂鬱は助けてくれる人のない穴
9
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周小黒
麗しの白き鳥らは静々と 北の香りを川面に降らす
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木田春太
君が今年たくさん作ったともだちの中に私は入っていない
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