時計台のお気に入りの歌一覧
茂作
亂れずに仕舞ひ迎へることありや 迷へることの多きばかりに
12
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滝川昌之
中国発 新型ウィルス「ビンドゥンドゥン」魅力感染 入手困難
9
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ななかまど
昼前に葉書届きてヒヨドリが繁く通えるだけの冬の日
10
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へし切
二が並び 今日はニャンの日 猫の目で世界を見れば 何処か騒がし
6
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茂作
彼方此方に畑の主の戻り來て 支度始める春の草片
14
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滝川昌之
援軍を得れば落下のパラシュート結露部隊に退役の春
10
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ななかまど
目が合えばすり寄りてくる老猫の一生あずける気概の見えて
10
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へし切
寒き夜に 温もり求め手探れば 褥に仄かな君が残り香
10
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茂作
すれ違ふ乙女の髮の香りして 春の萠しの柔らかな風
14
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滝川昌之
雛飾り「雨水」に置けば良縁と娘無き身の妻がぽつりと
16
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ななかまど
温き色溶かしたような春の陽に梅の莟はポロリ笑うよ
12
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へし切
3回目接種が遅れて 老人の死亡増加は 初動の判断
5
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茂作
鶯が首を傾け怪訝さう 何を待つやら初音聞こえず
11
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ながさき
亡き父が 風呂場で歌う 湯の街の エレジー響く なつかし我が家
10
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滝川昌之
ストーンは道産子娘の「ないすー!」を同心円の中央に置く
11
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ななかまど
雲間から日の射しおれば裸木が雪の絹布に描く麗人
13
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へし切
冬ごもり 野辺の草木も雪解けに 春を待ち侘び若芽を顔だし
12
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茂作
孫來ると妻よりLINEの知らせあり 家路に向かふ歩幅が擴ぐ
13
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KEN
野辺の実も 月きて鵯 集ふかは 日増し減りゆく 軒の南天
9
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滝川昌之
筆塚は天神様の裏庭で飛び来た梅を記しつづける
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