さるのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
里芋に大根加え熱々のおでんつくれば会話もはずむ
10
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ふきのとう
「おばちゃん」 なつかしさに声かける我思い出せず笑って手をふる
11
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ふきのとう
ふるさとのしだれ桜はわれ来るを待つかのごとあざやかに咲けり
11
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柚々
やうやうと思ひ晴れつる春の日に新たな出會ひ心踊れり
5
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きりあ
狭庭の鶏二羽が啄んだ荊(いばら)の実には背徳の香が
2
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きりあ
どうしても欲しいと思う事柄に背を向けられて花一匁
5
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詠み人知らず
薄暗い気分漂いデコポンの凸の部分の知恵を拝借!
3
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詠み人知らず
修羅場など踏んだ事無い少女だけ踏む権利有り桜絨毯
10
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まるたまる
微風すら痛みに感ずる歌人の心は薔薇の棘でも死ぬる
14
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柚々
行く末を誓ひし君の影探しけふも月夜に頬濡らしつつ
6
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きりあ
老木の虚に恋文挟み込む薄紅色の時が過ぎゆく
9
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まるたまる
遣る瀬無き心はザルの如くあり受け止めきれぬ声無き叫び
13
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詠み人知らず
母という性別はないペディキュアの真紅で女という文字を書く
21
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詠み人知らず
母になり家の中しか咲かぬゆえ散った花びら貴方へとゆけ
5
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ふきのとう
寄せ書きにあふるる言の葉限りなく愛に包まれ古老去りゆく
15
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まるたまる
青空を透かす天使の片翼は暗くなったら光るのらしい
19
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ふきのとう
木々そよぎ木漏れ日光る早暁湯けむりのなか我たわむれん
8
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まるたまる
たくさん電話をくれたらたくさん逢いたくなる 時々でいい
8
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まるたまる
臆病なわたしは勇気がなくて頑張れなんてとても言えない
13
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きりあ
函館の青柳町に朝がきて友は恋歌唄わずに逝く
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