由良のお気に入りの歌一覧
恣翁
雛鳥が 遠く羽ばたく 良縁日 絶えて忘るな 父母の愛
24
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恣翁
ありがたき 千もの拍手に 惑はされ 聞こえ氣にして 歌や詠みける
48
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三沢左右
壁紙に貼り付く時計その影が水母に見える。たゆたう時間
16
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恣翁
明け遣らぬ 朝靄の中 群舞する 幻想的な 山毛欅の樹々たち
27
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ミニ
我が猫のつぶらな瞳が訴えるお前に拾われ哀しい限りと
2
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村木美月
なぜだろう試練ある道選ぶのは不器用すぎる遺伝子を持つ
11
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トーヤ
栞紐半端なところに挟まって後にも先にも進めぬ歌集
9
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詠み人知らず
君の魂に触れたいと思えど あまりの冷たさに火傷してしまう
7
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村木美月
「待ってろ」と言わないあなた「待つな」とも言わないきっとどちらも正しい
11
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トーヤ
いつからかこんなに重くなったのか自分の発した言葉につぶれ
5
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浅草大将
風吹けば空にも問はめむら雲の過ぎし月日を君や如何にと
15
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まるたまる
光ったり霞んだりしてじりじりと窓を横切る六月の月
15
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薫智
今僕は一人じゃないということをうたのわにいて感じています
13
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トーヤ
夕暮れに近づいていく空の中誰かに見つけてもらえるか、月
7
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三沢左右
雨降れば明くともわかぬ長き夜に聴く水音ぞ無窮と響く
18
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螢子
うたのわのうたに夏至だと気づいては君なき夜の長さを思ふ
13
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薫智
川べりを歩いて見やる川面から陽光届きまばゆく包む
8
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聴雨
訥々と初見の楽譜弾くごとくまた落ち初むる雨音しづか
22
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浅草大将
今宵吹く風のしめりにひとときの冷たさありて雨の先触れ
17
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トーヤ
東洋風カフェで西欧古楽聞く揺らめくキャンドル雰囲気つくり
2
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