澄舟のお気に入りの歌一覧
沙久
血税を 注いだ二体の なまはげが 晦日の主役で 家々まわる
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まきずし
おまぬけな こんな表情 撮れるのも 今のうちだけ 歯抜けの娘
8
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吉野 鮎
形見とふ不在の證手にとれは零れ顯ちくる汝の在りし日日
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詠み人知らず
一瞬の富士の高嶺を仰ぎ見るこだまに揺られまなうらにうつす
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北上 詩迷
濡れた目に 淡雪沁みる バス停に 霞んだ君が 過ぎては消えた
8
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只野ハル
修理から戻ったスマホ戻せない一部のデータもうどうせない
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滝川昌之
夜明け前山椒魚に変わります出るに出られぬ布団の岩屋
7
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千映
高砂の重箱袱紗をリフォームし壁掛けとなり居間に飾りぬ
15
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リクシアナ
紅型の袋の底にいつぞやの神籤見つけて歌よみかえす
25
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まあさ
つつがなく支度整う神社にてバイトの巫女が辞令を受ける
19
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沙久
新人類?鼻唄が出るその部下クン 「やってけるねが」訛って爆笑
19
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山崎ふゆ彦
実朝の船朽ち果てし由比ヶ浜なめるがごとくいま波寄せる
5
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灰色猫
真っ白な心のなかに描かれた未来をそっと描き足してゆく
25
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虹と星
風の在り処をたんぽぽが告げる春 わたしは今だれかの前世
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夢士
公園のジャングルジムに子ら遊ぶ歳月早し年の暮れかな
25
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灰色猫
言の葉に愛されし子が綴りゆく文字がひらひら蝶々となる
29
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千映
直管の蛍光灯を磨くこと暮れの仕事に課せられた吾
15
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松本直哉
きんとんをつくらむといふ子と吾とちまたに芋をえらぶたまゆら
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山崎ふゆ彦
房総の山くろぐろと迫り来て冬は来たりぬ横須賀の海
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絮谷新
まなうらに映るは雁の二羽三羽帰りゆくらむとほきふるさと
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