日向猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
少し酔い枕の裏に隠してた夢の続きをまさぐり眠る
6
もっと見る
詠み人知らず
春の朝 猫と世界を 独り占めあなたとだったら きっと淋しい
2
もっと見る
片井俊二
地に足が着かないような陽気さで青空が待つ歩道橋ゆく
6
もっと見る
片井俊二
モクレンは他人の空似もういない 顔色に出て咲くチューリップ
4
もっと見る
詠み人知らず
長旅で長会えないで長疲れ 自分の家に長居をしたい
13
もっと見る
もぢずり
遠く住む子は夏空の紺碧をひとり折々うつとり見上ぐと
2
もっと見る
紹益
お別れを 心ならずも 告げた時 風に煽られ 花吹雪舞う
19
もっと見る
大埜真巫子.
どこに居ても 帰りたいと思うのは なぜなのだろうと不思議でならない
27
もっと見る
河のほとり
皆人のねがひに契れさくら花光かはらぬ春の千年を
6
もっと見る
ふきのとう
一筋の飛行機雲の伸びゆきて空の澄みたる休日の朝
14
もっと見る
おおしまゆきこ
オムライス 「ライス」を作り終えたから今から「オム」だよ そろそろ起きて
8
もっと見る
みなま
士族出の気位高い老婦人知っているのは自分だけでも
8
もっと見る
まぽりん
色糸をひき結びたる舞姫のだらりの帯に桜みだるる
24
もっと見る
桜園
公園のチューリップ世話する老人の手つきと目もとがとても優しい
18
もっと見る
へし切
未熟ゆへなせる仕業と許さるることのなきかはプロといふ道
19
もっと見る
詠み人知らず
胸に深く創傷残す歌がある 冷凍室に保存している
22
もっと見る
詠み人知らず
ベンチには孤独をうたう老人の 慣れた指先スマホにおどる
22
もっと見る
詠み人知らず
此処はどこ?目覚めの前の不安には 少し甘美な期待が混じる
14
もっと見る
みやこうまし
この安逸 努力の結果と言うべきか 今日を明日につなげて来たから
13
もっと見る
みやこうまし
短歌とは悲しいものかその動機 独りになりて遊ぶソリティア
17
もっと見る
[1]
<<
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
>>
[229]