遠井 海のお気に入りの歌一覧
只野ハル
電力も地産地消の効率化新規原発都心に造れ
8
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只野ハル
夏い暑ジョークにならぬ暑さかなもっと寒いの考えなきゃね
5
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いちにのパッパ
夏の夜の子らの寝相の無邪気さに添えてみたくなる風鈴の音
17
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紫草
哀感を抱きしめ夜を乗り越えていまいましきはこの青い空
24
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更紗
夏の午後 突き刺すような陽を避けて木陰に寄れば蝉が飛び立つ
4
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千春
飛ぶ鳥はあとを濁さずナンプラー歯ブラシピアス持って出て行く
3
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帆糸子
芸術も詩もあこがれも立ち入れずマンモグラフィ受ける小部屋は
5
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只野ハル
公園の干乾びた向日葵たちがゴッホの画のようにのたうつ
5
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赤石仙人
六年の夢から覺めて脱皮せし蝉を小鳥は咥えて去りぬ
11
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日向猫
都から身辺整理の荷が届く 未来に向けて旅立つ君より
22
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もなca
ガラス戸に気配を消して張りついてヤモリが獲物を待つ熱帯夜
21
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紫草
生類の声に満ちたる夏の朝われも小さな命にすぎず
20
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詠み人知らず
「責めている訳ではないの」遠雷のトーンで来れば嵐の予感
1
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千夜子
べたべたり 素肌に巻きつく罪と罰 夏の十二時生ぬるい風
8
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詠み人知らず
ふるさとが 壊れてしまった 私でも 母さんがいる 友達がいる
6
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詠み人知らず
人間の 醜さ哀しさ 知りつくし娘は誰より 冷静でした
7
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律
ただ 僕を傷ませるだけ 青空も、夏の光も、緑の陰も
12
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千夜子
我慢して自分を殺して耐え抜いて生まれたものは何もなかった
10
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律
明るくてまっすぐなのが正しいと云う 向日葵の始末の悪さ
22
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ふわ
戀歌を美しいとは思へども戀を知らぬは十七の我
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