舞 のお気に入りの歌一覧
萩
夏山を ふりさけ見れば 雲の峰豊けさ匂ふ 草いきれかな
4
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みやこうまし
猛暑なり 冷房の効くリビングで老の番いは羽を休める
16
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へし切
うたたねの夏の昼臥し蝉しぐれ梢のこゑに夢覚ましけり
23
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秋日好
隣家向け咲くと決めたかクレマチス引き戻しては薔薇に絡める
19
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萱斎院
なきはてて土にまろぶる空蝉の 身の寂しさや朱の月出づ
10
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コーヤ
ペダル漕ぎ 小鳥蝉鳴く うたに乗り 風切り分けて 追いかける夏
22
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美津村
とつぎくる不安を言ひし君が姿バックミラーにまだ見えてゐる
11
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みやこうまし
願わぬに孤独の影が迫りくる我連れのガン治療不可とか
19
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
60
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絮谷新
七回忌向拝昇る妻のため手を差し出せば覗く白肌
18
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コーヤ
微笑んだ花木の気持ち言の葉を耳傾けて花器に生けゆく
19
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夢士
ピヨピヨと鳴きて賑やか背にリュック子等走り込む朝の改札
15
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西村 由佳里
これからもそばに居たいと願いつつ寝顔見つめる静かな夜に
8
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詠み人知らず
夕闇の線香花火燃え盡きて侘しき胸に秋のおとづれ
12
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詠み人知らず
山百合のかをりいざなふ木漏れ日に風の散らせる影も香ぐわし
13
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秋日好
どんどんと種から芽吹くカンナ花短き夏に異国情緒を
15
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いわなおいびと
蒸し暑き夜の工場の仮眠室蚊に悩みつつ未明となりぬ
5
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浅草大将
仰ぐれば数多の神のおりむぽす我が高千穂の峰にさも似て
7
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たけくらべ
日輪を貫ぬくほどに天翔る航跡雲は空に雄々しく
17
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松本直哉
迷ひ入る揚羽一羽をとぢこめて夏野をゆけり特急列車
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