詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
ハザードのありがとうを受けるとき心のなかに実る白桃
17
もっと見る
灰色猫
ぶつけあう時間のなかでお互いの手のひらのなか答えは生まれる
20
もっと見る
灰色猫
許せない嫌いな自分捨て去って見つけ出すのさ見たこともない僕
22
もっと見る
詠み人知らず
感性も情緒も乏しい我はただ 吐き出したいだけのモノローグ
9
もっと見る
石川順一
初日の出おろがむ為にやって来たタワーや橋や広場はすがし
17
もっと見る
ゆうか
毛絲だま一つに夢をふくらます眞白の襟卷きこころ温む
6
もっと見る
へし切
神さぶる杜の社に手を合わすこの一年の仕合せ祈り
28
もっと見る
千映
重箱の日の目をみるは正月で品格のある輪島塗物
13
もっと見る
滝川昌之
今日義母の肩をみんなで揉みました妻がおんなじ顔で笑って
10
もっと見る
吉野 鮎
去りゆくは美しことどもとりどりに綺羅となりては空にきえゆく
7
もっと見る
澄舟
横顔に華やぎゆれよ久びさのダイヤモンドのピアスの重さ
14
もっと見る
千映
三人が各々の趣味貫いて三室暖房無駄な暮らしす
11
もっと見る
澄舟
美しき青きドナウの華やかに耳にかけたる髪に流るる
11
もっと見る
沙久
「生きていて良かった」という瞬間はひとりじゃ生み出せないクリスタル
27
もっと見る
桐生賄
また空に なった息子の 部屋眺め ホロリと涙 寂しさが増す
22
もっと見る
コーヤ
老いなどを 吹き飛ばす気で ゆきたいね 屠蘇飲みかわす 元旦の朝
20
もっと見る
桐生賄
長男を 部屋に送りし その帰り 一人の車内 やけに寂しく
24
もっと見る
芳立
春遠き尽きせぬ闇にあかりして甲斐なき身にも願ひたまへり
10
もっと見る
コーヤ
麗しき 初日のひかりに 包まれて 幸のほころぶ 迎春の朝
18
もっと見る
リクシアナ
磯辺巻き粒漉しみたらし安倍川と迷ったあげく辛味で食べる
21
もっと見る
[1]
<<
361
|
362
|
363
|
364
|
365
|
366
|
367
|
368
|
369
|
370
|
371
>>
[411]