河のほとりのお気に入りの歌一覧
falcon
入相の鐘に花散る大原野の暮るるともなき夕かげの道
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falcon
花を掃く巫女の袴にさらに散る名残の花のあとのはかなき
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falcon
眠りたる姫を隠して薄紅の雲となりゆく八重桜かな
18
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falcon
啄木忌とうに過ぎれど汝がおもひしのぶこころに散る遅桜
15
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falcon
葛飾の工場の屋根にとどまりて錆びもかがやく春の陽のかげ
20
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falcon
香もたへてうち捨てられし水仙の花にそむくる街のともしび
11
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falcon
機音の昔をいまに繰りかへししづのをだまき格子戸のうち
10
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七色コイン
可愛気が足らんだなんて思われて 奴隷の如き春がまた来る
6
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七色コイン
一年も考えこんだ結論に 翻弄されて本当になる
16
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七色コイン
震えてる小指の先の星達は まだ生きろって背中を押して
11
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七色コイン
キスをしただそれだけのことなのに 僕はあれから引きこもってる
12
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七色コイン
携帯を握りしめては泣いていた 神父さんでも愚痴を零すの
8
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七色コイン
詠むことが辛いんじゃない辛いから 詠めると思えそこで泣くなら
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七色コイン
色恋は嫌いじゃないよ。だけどほら、女が怖い男なんです。
11
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七色コイン
七色の翼と代償したものは、地を這うための足だったんだ。
7
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七色コイン
縁日で買った小さな指輪をね ぎみは大事に触れてくれるの
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七色コイン
月の絵はここ辞めていく人達を 思い出す だから嫌いだ
7
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七色コイン
僕にはね君の心が分かるんだ 今煌めいた今瞬いた
7
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悠々
漁り火の消へたる闇を海蛍波に呑まれし魂燃ゆるごと
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悠々
苦潮に總身を沈め骨拾ふなほいくたりの人ぞ沈める
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