河のほとりのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
春風にはらはらと舞う花吹雪名残惜しくて手のひらにとる
16
もっと見る
ふきのとう
ひらがなを覚えし孫は「なつき」と大きく書きて夢とよろこび
10
もっと見る
ふきのとう
理不尽に命絶たれし母子らの涙の重き誰ぞ償ふ
24
もっと見る
ふきのとう
残雪のまぶしきなかに桜花紅に染まりて春謳歌する
12
もっと見る
恣翁
卓袱台に 伏する茶碗の その上に 風の運びし桃の一片
28
もっと見る
恣翁
古の詩人の情を盗みては 才なき我は歌と為しけり
18
もっと見る
恣翁
芽吹きたる柳を 懐古の月照らし 菱刈唄の調べ哀しも
16
もっと見る
恣翁
一抹の 薄紅の雲に似る 残りし桜花 雨に烟れり
22
もっと見る
白亜
風吹かば散りゆく桜ひとひらを胸に留めたし 一夜のあとの
19
もっと見る
白亜
月あかり 仰げばさくらのこぼれきて わが唇にふるるひとひら
8
もっと見る
白亜
好きだよのただひとことに染められて蕾をほどく夜明けのさくら
24
もっと見る
白亜
花霞 川のむかふのほの白きかなたの夢から君が手を振る
16
もっと見る
白亜
直青にすべてほどけて消ゆるまで両つ眼に名残のさくら
16
もっと見る
紫草
朝影に搖れる鴇色八重ざくら今日姑さんに櫻餠買はむ
19
もっと見る
紫草
除菌してドアが開けばICU 働き者の姑休みをり
14
もっと見る
詠み人知らず
守るべき人がいることの幸せと 果たすべきことの重さに惑う
19
もっと見る
詠み人知らず
幸せに暮らしていると笑う人 キリリと軋む、胸の奥底
18
もっと見る
詠み人知らず
周波数合わせるようにざわめきの中で君の声だけを聴く
33
もっと見る
詠み人知らず
目が合えば、きっと私は思い知る今も変わらず君が好きだと
20
もっと見る
聴雨
惜別の空に舞ひゆくひとひらの花とみまがふ東雲の月
19
もっと見る
[1]
<<
359
|
360
|
361
|
362
|
363
|
364
|
365
|
366
|
367
|
368
|
369
>>
[452]