灰色猫のお気に入りの歌一覧
千映
毎日がバレンタインとホワイトデーこころが折れる間などないの
13
もっと見る
リクシアナ
水超しに歪む一輪ガーベラに春問わずして優しさを飲む
18
もっと見る
たけくらべ
渡瀬の川面を揺らす声ありてサンタルチアの人を探さむ
9
もっと見る
詠み人知らず
ひょろひょろと上に伸びたる雑居ビル 剥げた塗装に 隠せぬ無念
12
もっと見る
詠み人知らず
アイコンの顔に太目は予想せずきもちのけ反るハチ公の前
13
もっと見る
詠み人知らず
あの時に探してたもの何だっけ?道路の端の片方の靴
10
もっと見る
まろ
貝寄せが遠し記憶を見付けては蘇らせて頬を撫でゆく
5
もっと見る
詠み人知らず
この場から去るべきなのだ君はそう 水道水の 異臭のようだ
15
もっと見る
恣翁
そぼ降れる雨に煙れる花冷えに 海棠 臙脂の色鮮やかに
26
もっと見る
朧月
しとしとと世を潤して春時雨かおる花色嵐の予感
11
もっと見る
詠み人知らず
甘いもの チョコとイチゴを肴にし 街ゆく人を覗く休日
5
もっと見る
リクシアナ
雪溶けて百葉箱の顔のぞく春ひそやかに廃校の庭
91
もっと見る
リクシアナ
券売の窓口ガラス曇りなく出納刻む花崗岩の皿
14
もっと見る
舶女チェルシー
ガチャガチャのカプセルの中に入ってる当たりみたいな硝子の彼氏
8
もっと見る
桐生賄
季語なんぞ 使ってうたを 詠めたなら お洒落だろうに 出来ぬ吾なり
11
もっと見る
野々花
優しさを抱きしめたなら歩こうよ心が冷めてしまわぬうちに
11
もっと見る
へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
もっと見る
野々花
いつの間に降り出したのか夜の雨淋しさだけが妙に重たい
18
もっと見る
夢士
翡翠の餌食みをりぬ春の川銜えし魚の銀鱗光る
20
もっと見る
野々花
すれ違う笑顔に笑顔返したら吹く風少し穏やかになる
16
もっと見る
[1]
<<
3627
|
3628
|
3629
|
3630
|
3631
|
3632
|
3633
|
3634
|
3635
|
3636
|
3637
>>
[4552]