名鈴のお気に入りの歌一覧
灰色猫
一本の枯れ木のような気分だよ愛ってなんて無防備なんだ
12
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灰色猫
恋のない遠い場所まで逃げようか効かない薬と拳銃もって
8
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夏深
約束の消えてしまった日曜日ピアニッシモの雨がまた降る
11
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夏深
寄り添いて秋がこれほど優しきを知りて眺むるススキの穂波
12
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樟明子
潰されてしまひさうなこの身でも瞳を開けて光りを見たい
7
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滝川昌之
逃げ水のごときに見えて安らぎはたどり着いてる事を告げない
24
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みをつくし
曼珠沙華 彼岸と此岸貫きぬ 紅妖しき樣形もて
25
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おじい
酬はれる 苦労などとは 浅ましき 裂けてこそなる 柘榴くれなゐ
11
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おじい
引鐵を 引き會ひ遊ぶ 兒ら怖し 和魂の二葉 芽吹きつつあり
8
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KEN
行く水の 岸の溝蕎麥 笑みかけて うつつを流す 時も弛まむ
11
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横井 信
秋の田をじっと見守る白鷺の静かな朝はやさしく濡れる
10
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谷村思亜
傷つけた 数々の人を思いては 夜もすがら己の愚に苦しまぬ
7
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ことほぎす
夏の日の愛しき人の眼差しに 聲を失ひ幾秋を過ぐ
4
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ことほぎす
社日すぎ産土樣の思ひ出に まぶたに浮かぶ佳人のまなざし
2
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ことほぎす
神寶の調製忘るる人の世の こころは鬼の藁のひとがた
3
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滝川昌之
ジングルが導く未来 茅ヶ崎の駅発つ汽車に「希望の轍」
18
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千映2
秋空に薔薇が二度目の花咲かす春より色の深き姿で
5
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ことほぎす
彼の岸に渡らんとみゆ君の顏 驟雨にけむる霧の彼方か
4
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みをつくし
華燭手に蒼穹駆けて消え果てし 君し思へば胸いたむなり
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ななかまど
残暑の日わすれそうなり秋彼岸無縁仏に野の花の供花
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