灰色猫のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
混沌だ 誰を信じていればいい? 言葉は武器に 言葉を武器に?
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大埜真巫子.
ここはもう 壊してしまえばいいのかも 一回リセット 一回ゼロに
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大埜真巫子.
今までに 起こったことは 地獄だから人の闇など たかが知れてる
19
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大埜真巫子.
何の為 人は歌を詠みますか生きる為に 生きる為にだ
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大埜真巫子.
キッチンで ピックを刺してる 晴れた朝 プチトマトに うずらの卵に
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大埜真巫子.
水色を ぶちまけたような空の色 わたしはあっちに 飛んでいきたい
24
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大埜真巫子.
言葉とは 不思議な力を纏ってる呪いを吐けば自己に還る
23
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大埜真巫子.
靴擦れが 出来たとしても 歩みたい そんな道が 目の前にある
25
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大埜真巫子.
全身に 尖らさせた棘 はり巡らせ その犯人を 言葉で 沈め
18
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大埜真巫子.
湯あがりに ボディクリームぬる姿 裸体よりも仄かな艶とか
21
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大埜真巫子.
蒼い森 明け方に迷う 白い肌 幻想ではなく 吐息 零れる
21
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大埜真巫子.
これ以上 穢れないよう これからは なにも 何も 触りたく ない
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大埜真巫子.
言葉だけ 吐いて動かぬ人形に なれと云うなら 従いましょう
21
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大埜真巫子.
一点の 曇りのない白 そのドレス 銀色閃めかせて引き裂く
14
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大埜真巫子.
べっとりと 剥離はしない接着剤みたいな関係 完結していて
19
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大埜真巫子.
みずうみ は まるでヘドロの様相で 舞い降り浮かぶ 花びら 痛い
19
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大埜真巫子.
たましい の 濁りは すべて歌に出る ひかる歌なら すぐに見つかる
37
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大埜真巫子.
あまりにも 細っていく手に驚いて マリッジリングは くるくるまわる
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大埜真巫子.
正体の つかめなかった あの気持ち 虚無の穴にて かくれんぼ する
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大埜真巫子.
十代の澱は未だに沈みつつ 浄化もされず 誰かを切るんだ
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