名鈴のお気に入りの歌一覧
おじい
嘯ける 神の降せし 警告か 落つる木の実に 額を打たる
9
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KEN
朱の絲が 亂れ絡まり 曼珠沙華 哀しく狂ふ 寒き雨の夜
13
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横井 信
パソコンの前で過ぎてくいち日の月へと語るおぼろな不安
14
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露草
得意気に甘えてみせる愛猫の愛されてると知っている顔
15
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うすべに
夕焼けに色を捧げてひっそりと はずれた藪に白彼岸花
7
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滝川昌之
レジ袋巻き上げながらつむじ風やれば出来ると減量褒める
16
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稲千代
行かむ場もかたらむ友もあらなくにひとり書をばながむる我は
11
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トウジさん
漂える柳絮もいづれ根を張りぬ 天小夜風連れゆく処
9
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みをつくし
無花果を食みてよごせし手を洗ひ ふと思ひ出づ 幼き日の事
24
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ななかまど
小夜ふけて秋のしじまの蟋蟀の恋の相手は現れたるや
12
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宇佐木芙和子
秋雨に 冷ゆる身寄せて歩く夜は 月見えねども星は降りつつ
14
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おじい
ぽつねんと 雨の刈田に 鷺は今 佇むものの 翳りを濃くす
15
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び わ
百日紅ピンクの花を一杯に秋の青空見上げる様に
6
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灰色猫
切れ端の孤独を生きる少数をさらなる孤独を笑ってみなよ
11
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灰色猫
空しくて太陽のせいと嘯いたわたしは夏の殺人未遂者
8
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灰色猫
恋に死ぬ狂気のような色をして曼殊沙華詠む君のくちびる
18
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灰色猫
闇が来るそのたびひとり燃えあがり君への愛を思い知るんだ
7
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KEN
結ぶ露 穗先に集め 花すすき 時の深みへ 落とす朝かな
13
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朔夜
トランプの偶々選んだ一枚がジョーカーだったような一日
11
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灰色猫
お日様の匂いの朝を届けます涙を見せてくれたあなたへ
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