たんぽぽすずめ。のお気に入りの歌一覧
みなま
不甲斐ない己をどうして生きようか羽生は今日も氷上に舞う
13
もっと見る
みなま
夫宛ての賀状になんとこたえるか放っておけばの娘の声に笑む
11
もっと見る
みなま
突然の雪のベランダ娘とふたりきゅっと丸めてぱあんと当てる
11
もっと見る
みなま
雪の夜音皆消えてひたすらに雪降りしきる音のみ積る
18
もっと見る
灰色猫
氏神へ 破魔矢と御札 返納し 病の父への お守り求める
25
もっと見る
灰色猫
幾つもの 愛の言葉が 生まれては 冬の夜空へ 淡く消えゆく
21
もっと見る
灰色猫
まだ誰の 色にも染まらぬ 輝きを 纏って駈ける 野生の白馬
27
もっと見る
桜園
温い手と握り返した姑を幼のごとくいとしく思う
25
もっと見る
桜園
うたよめばさみしさまぎれるときもありさみしさのますときもありけり
27
もっと見る
桜園
友からの賀状をよめばなつかしき思いがぐっと胸にふくらむ
19
もっと見る
桜園
初詣かなり歩いてたどりつき一心に健康祈ります
18
もっと見る
桜園
路地裏にひっそり咲きし水仙も年のはじめを祝いくるるよ
16
もっと見る
詠み人知らず
亡き母の好きな伊達巻重箱の隅に残れり食む人もなく
23
もっと見る
詠み人知らず
昔ほど手間はかけぬがそれなりに口にあいたる雑煮を食べる
14
もっと見る
詠み人知らず
信を得て君に心を寄せたれば凍土の中より新芽は芽吹く
16
もっと見る
詠み人知らず
この星で私はうまく生きれない神よ宙飛ぶ翼が欲しい
19
もっと見る
詠み人知らず
月光にほのかに白く浮かびたる虹は儚く星を惑わす
22
もっと見る
falcon
若き日の詩と憂愁ながれゆく雲を見てゐる夕映えのみち
22
もっと見る
月虹
厳かな儀式始める始発駅ゆったりと行く区間快速
61
もっと見る
月虹
ぎゅーまでのカウントダウンが始まって二人の距離は0ミリメートル
27
もっと見る
[1]
<<
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
>>
[1309]