どるちぇのお気に入りの歌一覧
薫智
今はもう騒いだ胸の意味さえもわからないまま消えていくだけ
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恣翁
木枯らしに 解れし髪を掻き上げて 伏し目の吾娘は 何を笑まうか
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ふきのとう
庭先の落ち葉集めるわが肩にはらはらと舞う楓のひとつ
15
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ふきのとう
夕闇を車の列はあかあかとそれぞれが待つ家路を走る
12
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詠み人知らず
電柱に ばさばさ揺れる古ポスター 鍋にしようよ遠くの君へ
7
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あまおう
こめかみをすっと左に撫でてみてきみの記憶をスマートに消す
20
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あまおう
今日もまたあなたのメール来ないまま「午前零時をお知らせします」
27
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白亜
冬の夜の路上に棄てたぬいぐるみ 足あとの上に闇をこぼして
5
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詠み人知らず
悲しくてバス待ちの列が延びてゆく 半端な闇が地べたにあった
16
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詠み人知らず
精一杯やったら後はケ・セラ・セラ悔い残さずの日々重ねゆく
4
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あまおう
お揃いのマスクで咳の輪唱は火のない所のお二人さん
14
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あまおう
光の実たわわに揺れるもみの木を見上げるきみが一番キレイ
20
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燈子
恋人の夢は一度も見なかった届かぬ人と星を見ていた
4
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うさぎ
制服のスカーフほどき まっすぐと君の瞳のわたしを見つめる
6
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住川幸
薄暮れに描くモザイクただいまの声が彩る幾つもの窓
6
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冴ゆ
あなたとのラストダンスはうつむいてばかりいたから前髪にキス
4
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笑能子
黙々とドミノは倒れゆくばかり彷徨う先はただ夜の隅
3
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もなca
あの人の痕跡のないこの地球にモノクロームの朝訪れる
10
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大山蓮華
ねんねこと母の匂ひに包まれて夢の中まででんでん太鼓
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みやこうまし
払われて道に積もれる銀杏の葉ここしばらくは金の絨毯
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