つゆくさのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
小鳥たち金木犀の舞台にて 歌って踊って食べて恋して
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詠み人知らず
古の歌人の涙が地に深く 染み入り咲いた花ほととぎす
7
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詠み人知らず
ひと夏でスルメのように乾涸びた ベランダ用の青いサンダル
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詠み人知らず
ベランダの端から端へ満開の 布団の花が わたしの誇り
16
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詠み人知らず
疾走す背中のゼッケン外れてる ぁあ好きなのだ 泣きたくなった
14
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夢士
筑波山朝の陽を浴び雲ひとつ刈田の先の煙一筋
16
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ながさき
限りなく 青く澄んでた 今日の空 銀河の果ても 見渡せるほど
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へし切
死ぬる身のこの世に未練なくもがな悔いはなけれど逝くはせつなき
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葱りんと
まっとうに カルタの札を取り合える 成長する子 下降する我
6
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葱りんと
育てよと 株を植えたは春のこと 育ちすぎた秋 無慈悲にも断つ
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村上 喬
そこはかとない虚しさに抱かれて君が静かに目を閉じた海
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月虹
この星はもっと優しくなればいい木立を抜ける風になりたい
28
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夢士
台風の去りて冷気の流れ来る黒と化し山ゆき舞ひ初む
11
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蜻蛉
ただいまと聞こえた声に嬉しさを隠し切れずに満面笑顔
11
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月虹
液晶に厚みを増してゆくように言葉に込める想いは深く
28
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月虹
本当は画面いっぱい埋め尽くすほどの「大好き」届けたい朝
27
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すばる
差し出した腕に掴まりジャンプする運動音痴ちょっと得した
18
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光源氏
別れては夜をいたづらに明かすらむあくがれまどふ須磨の浦人
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光源氏
さ夜ふけて海の火影を見果つればあはれに照らす袖の月影
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詠み人知らず
尻込みをしている吾を添乗員 早くおいでと旗ふる吊り橋
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