桜田 武のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
マカリウにハチ公ごとき秋田犬 逝った主人を焼け跡に待つ
11
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時計台
不思議なり 同じ一首で啄木は 五十字以上の心象詠う
9
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時計台
千歳経てなほ旧りがたし業平の心とらへし風さそふ花
13
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ななかまど
来ては往き来ては往きたるトラクター春田起こせば土は春色
10
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ながさき
風に咲く 華の如くに 舞ひ踊る 季節たがわぬ なごりの雪よ
10
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ながさき
こんなにも 楽しい世界が あるなんて 思いもしない 世界は広い
7
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ながさき
馬鹿らしい 戦争なんか 止め給へ 人は楽しむ ために生まれた
10
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滝川昌之
新人の教育係は昨日まで一番下で耐えてきた彼
8
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横井 信
花冷えの風は部屋へと忍び込み在宅のまま今日から四月
8
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ななかまど
一党に支配されたる国からの異物いつまで飲むや日本海
9
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ななかまど
空を見て眼鏡をはずし汗を拭く君あたらしき表情を持つ
9
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時計台
愛犬を伴ふ如く散歩する 老人の手に 地を這ふ首輪
7
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へし切
君逝きて 四半の時の過ぎゆきぬ 吾が身は老いて 銀漢の夢
6
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へし切
さくら咲く 日本は長閑な春なのに 愛しき命の散る国がある
11
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灰色猫
ロシア兵ウクライナ兵へ届けたい花が飛び出す平和な銃を
8
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灰色猫
手のひらに舞い込む桜ひとひらは人の命の重さでしょうか
8
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滝川昌之
やめる人 始める人のいる春で ねぎらいエールを贈る桜は
10
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滝川昌之
引っ越し便 バス停ダイヤを写す人 春の初心に俺を戻して
10
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時計台
見はるかす 淡路を映す海原に 光たはむれ やはらぎ渡る
9
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ながさき
何故に 防弾チョッキが 兵器だと 反対するか 理由は如何ん
9
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