文麿のお気に入りの歌一覧
綿羊てんこ
北国に春が来たらしい髪の毛を軽くするかで迷う週末
10
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偽嫁
遅かりし東風吹く空の差し色は春告草のお目見え口上
8
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聴雨
ひとり寝のため息ひとつ歌にせむ枕辺に置く詞さがして
11
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聴雨
悲しみの闇に浮かべるひとひらの歌はわが胸こがす螢火
7
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聴雨
ぬばたまの夕べ君詠む恋歌に今朝咲く白き花のしをりを
13
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夏恋
尽きるまでお前を裏切り続けよういかなるときも他人のものだ
11
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樹 沙羅
君あてに月が綺麗と送るには私の空は今宵も曇り
6
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もなca
はつなつの風駈けぬけてひかる葉と翳る葉のありさざめきながら
17
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もやし
真実のかけらのような一文にふと息吹き返す一人の夜に
4
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もぉりもり
どのくらい歩けばきみに逢うだろう 数え切れない星のあしあと
6
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恣翁
雨晴れて 初夏の風薫りつつ 座敷に 麦の青さ映えけり
21
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紫草
寝屋で聞く朝の鴉の鳴き声のあぁ、唖々、唖々と何を儚む
15
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リンダ
五十二の誕生日のお祝いにシミだらけの手が差し出すケーキ
9
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inosann
「ペチャペチャ」と空とおしゃべりするようなさざ波キラメク駿河の海が
8
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樹 沙羅
三日月に送りしメールはいづれ満ちまだ見ぬ道に進む未来を
5
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詠み人知らず
縦書きがミミズのようにうねるから ご祝儀袋に「祝」とだけ書く
14
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樹 沙羅
君からのメールにだけは音が付く笑いもクセもいつもの調子で
7
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リンダ
吐き捨てる歌を詠むのはやめましょう。溜まって落ちる雫の言葉
69
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リンダ
ひっそりと目立つことなく良いうたを詠んでる人に密かにエール
20
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樹 沙羅
君あてのメールに添付する爆弾不発のうちはただの友達
5
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