まがねのお気に入りの歌一覧
いちにのパッパ
醸造や濾過の工程うんぬんは忘れたけれど工場の生
2
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桜園
朝顔の種のとりもつ縁ありて芽出れば縁も育まれゆく
21
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もなca
あまやかな水の匂いにみたされてしずかにうかぶ青い惑星
16
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inosann
台風の彼方にあって駿河の海 空との境が梅雨空に映える
13
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どるちぇ
水無月の恋色淡しくちびるに紅さし指が置くもの想い
27
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西村 由佳里
忍耐を学んでいます 動かないパソコンに手を優しく添えて
2
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蕗子
同情と愛情の区別つき難く今は気づかぬふりをしている
8
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紀一
天照ラス 日ノ本ト言フ芦原ノ青キ稲穂ニ雨ゾ降ラマシ
8
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恣翁
開く時振り撒く夢を閉ぢ込めて 眠る蕾の白き睡蓮
43
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もなca
さみだれて色づきそめしあじさいの花やはらかくつつむ雨の香
19
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卯月
失ったものの全てを打ち寄せて記憶の中に浮かぶ海岸
13
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遠井 海
夫に似た意味不明の子と私に似ためんどくさい子と暮らしています
23
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ふきのとう
早朝の澄みたる空気吸い込めば清水のごと甘さのありて
22
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inosann
生計を仕事にたくし日々励む上がりはなくも己を磨かん
13
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たんぽぽすずめ。
山椒の葉を一つ抜き嗅ぎたれば疲れ吹き飛ぶ深き山かな
13
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たんぽぽすずめ。
もし我があざみとなれば抱く雨に恋の記憶へ萌えて泣くかも
16
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たんぽぽすずめ。
目覚めると布団の左端に居て背中に思ふ君の面影
16
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詠み人知らず
よく見ればそれぞれ違う面持ちで浮き世を見遺る千手観音
20
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日向猫
静なるを矜恃とする背は凛として盲導犬の眼元は涼し
27
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紫草
和子といふ昭和色濃き名をもらい平成を生きるは僅かに憂鬱
18
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