灰色猫のお気に入りの歌一覧
夢士
天空に上弦の月輝きて襟立て歩く如月の風
30
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へし切
我が家にも春きたるらし白加賀のはや咲き初めて香はにほいける
29
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たけくらべ
何時ぞやの人と思ゑど名は知れず気まずき時の直ぐに終わらじ
11
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赤俊雄
首筋を月のひかりにひんやりとくすぐられてマフラーを執る
10
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けん
結ぶれば 我が身悔いそな こひなれば花のひとひら 胸に残さん
4
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けん
病床の 母の着替えに 背向けると見ててくれよと なみだ浮かべし
9
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朧月
繋いだ手みつめる瞳はなれずに微睡みながら春の夜をゆく
8
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朧月
春の虹大空高く描く夢夕陽が見せる街の幸福
10
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まご
錆色の「未知」「探求」に札を付けユニバーシティ 夢売れ今日も
2
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芳立
雪とけて七瀬に音もたつ川の底に忍ぶるこひぢなるかな
11
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あふひ*・○・*
言の葉を毎日幾らか分け合ってお互い距離を縮めていこうよ
19
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村上みお
しめじめと雨の音きき目をつむる花粉(はなこ)の舞は今日はおやすみ
10
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詠み人知らず
皆さまと楽しむはずのこの部屋に また警官が やって来ました
17
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コーヤ
デパートは春爛漫の華やかさ春が舞いするうたの音聞こえ
17
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けら
足踏みのミシンの音は胸の中 タタタタタタと三連符打つ
9
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コーヤ
靴たちは花の模様が魅力的春の街中歩く夢見て
14
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もり
饒舌に頷いている喫茶店サマータイムが響く真冬日
6
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詠み人知らず
ハイテクの自動シューズを履いて行く 逃げてはならぬ 腐った職場
13
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野々花
寝姿は決まって私胎児型母の子宮でスヤスヤ眠る
10
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大埜真巫子.
拍手数 上げたところで その実は 営業と似非歌人の為す業
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