コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
繰り返す暴力行為のその裏に心の闇がこわばり澱む
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KEN
こはるびの 光の綿に 遊ぶ夢 山の木末に 散ればたそがれ
15
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KEN
やみに浮く 殘る櫻葉 見上げては むかしの春など 思ふ夜半かな
14
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KEN
もののふの 折れた刀の まぼろしか 夕陽に尾花 からめての跡
14
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藍子
朝夕の寒さに夏が恋しくて秋の夜半は暖房入れる
14
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石川順一
右足の膝の近くのかさぶたに気付けば何かにぶつけた記憶
9
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石川順一
昼餉食べパンを買ったり日常の雑貨品店空は快晴
7
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石川順一
頂上を目指す幼虫小枝には幼き葉と居る芋虫である
9
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石川順一
最近は御飯の中に納豆が置かれてありぬ親子丼でも
9
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石川順一
これからは越冬サナギか可憐なる細き糸見え細き命よ
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千葉 甫
昨夜より近く来ている梟の声の聞こえる眠り待つ間を
6
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千葉 甫
ベランダに立った一木の影揺れる四階下の舗道の上に
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千葉 甫
真夜中のトイレの窓から見る灯り 道を隔てた家のトイレに
3
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千葉 甫
山茶花をそれぞれ咲かせて隣り合う家の一つが消えたこの冬
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千葉 甫
人間に見られているのを気がついた猫の見返す暫く見合う
5
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西村 由佳里
長旅をしてきたような気分にて渡る夕べの横断歩道
8
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西村 由佳里
世の中は理解できないことばかり蝶は泳いで鮒は羽ばたく
5
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西村 由佳里
あきらめよ 黒い天使のささやきにそれでも開く創作ノート
7
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西村 由佳里
少しだけ冷たい風を受けながら秋の陽の中ペダル踏み込む
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西村 由佳里
粉雪が降ってきそうな空の下松虫は鳴き秋をとどめる
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