コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
健全な教科書を読み健全な落書きをしてバイクを盗む
14
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灰色猫
おはようの報告義務を怠ってベーコンエッグにベーコンがない
20
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藍子
衣替え晩秋の服を冬物へ 巡る季節はやけに早くて
11
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可不可
紅葉から白雪とけて萌黄から青葉くりかへす御色なほし
8
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可不可
樹々の彩うつろふ様と似てゐても 再びは無い人の訣れも
12
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可不可
父いまだプラチナブロンドイケメンか 或は禿げて唯のメタボか
6
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可不可
ハイスピードカメラでギロチン撮る様に 秋の夜長すべる三日月
7
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可不可
フォルマリンに浮かぶ屍の肌色まねて寝そべる長い夜の雲
6
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可不可
そっぽ向いた私すこし振り向くと 奴も少しだけ振り向いてゐた
8
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秋日好
一晩の雨に地面に散り敷いたもみじのごとく血も滴って
16
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秋日好
中世に遊ぶ心に夫への思いを込めて脱ぎゆく衣
11
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秋日好
半月の昇る東に真夏よりくすんだ色のクレマチス花
12
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秋日好
半分に見えた白月鈍色に映える頃には十日の眩しさ
15
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秋日好
前半で勝ってた日本は後半でいつも息切れ英国ガンバレ
6
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灰色猫
巌穴の壁画にひとり星を描く夜空に君を描き足すように
24
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
17
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横井 信
風音で枝に残った枯れ葉へと視線をうつす朝の青空
10
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ひよこ豆
ぴったりと車の窓に張り付いて何処へお出かけ もみじの葉っぱ
16
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ひよこ豆
水色の小さな合羽のスキップにつられて駆ける小雨降る中
16
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ひよこ豆
クルマ止め見上げた空に月のごと雲に浮かんだ白い太陽
15
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