詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
あづまやま しぐれの後の きぬごろも 眩しき白は まなこに痛く
14
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ひよこ豆
「淋しい」と声にのせたら負けそうでそっと歌詠む独りの夜に
28
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横井 信
ため息に曇るガラスの向こう側 深まる秋を静かに纏う
15
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夢士
螳螂や痩せて鎌折り秋の風 自分を使い果してから死ぬ と
13
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秋日好
ちょこまかと動く芝草盛り土は生まれて初めて見たハリネズミ
16
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KEN
行く秋の しぐれに濡れて 褪せてなお ほのかに香る 櫻葉の露
16
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滝川昌之
紅い実は補色の緑の葉に映えるナナカマドって秋の画才は
16
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樂々
散り積もる紅葉に里は埋もれぬいづれを道と秋は往ぬらむ
7
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樂々
月影の照り惑はせる白菊は香をしるべにぞ折るべかりける
3
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夏恋
早く死ねそうすりゃ何か解決す飛び出す力のないわたしでも
6
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KEN
きざはしを 埋める紅葉に しぐれ落ち 音も偲ぶや やま寺の跡
18
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詠み人知らず
明け六つの鐘つく前に禅を組む若き僧侶の雑念如何に
14
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つちだゆういち
ロマンス後寝入るいびきが怪獣と幻滅されてひとりの夜明け
9
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コタロー
蟷螂が道の眞ん中鎌を振りじつと動かず仁王立ちする
9
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滝川昌之
泥棒はカリオストロの塔に咲く若い野薔薇を手折らずにゆく
23
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蔓葵
皆焼に身を焦がれてやからかしはおもひみだれて色に出で剱
8
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千映
炭俵焚火し暖摂る子らの背に温みのこして登校の朝
15
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恣翁
荒川の 秋の水こそ冷えぬらめ 堰かるましじき 我が想ひかな
19
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コタロー
毛蟲這ふ猛スピードで這つてゐる何か事情があるが分からず
7
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詠み人知らず
もゆるごと蒜山三座錦秋の衣まといて冬引き寄せり
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