灰色猫のお気に入りの歌一覧
炭酸水
跳ねるはや天突くつくし翔ぶひばり野にも里にも春は来にけり
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サブリナ.
水色の劣等感が消えぬまま子宮の奥でくすぶっている
5
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サブリナ.
夏みかんジャムの夢見て今日あたりユメクイが食べに来るかもしれぬ
5
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環
いろいろな椿の花が咲いていてどの花もすこし傷ついている
7
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うめ
教科書に書いてないこと本当はそれが知りたい頬杖の午後
12
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鍬乃呑
木も花も虫も出番が近付いて風に騒げば人も浮かれる
4
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西村 由佳里
まっ白な空にペン先向けながら桜さくらとつぶやいてみる
9
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リクシアナ
日捲りの薄紙透かし見る弥生 鉄路の南に香る桜
14
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紫草
春キャベツスープで蒸してとろとろと甘いってことはやさしいことか
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リクシアナ
沢桜 雪折れの枝 瓶挿しに 蕾固くも萌え色見たり
26
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桐生賄
霧の中 くねくね山道 走ってく 小さな花束 おにぎり持って
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月虹
丁寧に季節の峰を折り返すここから先は新しい春
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詠み人知らず
新学期 去年の先生「ありがとう」言えなかったし、今、言いたい。
5
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夏恋
ありますよ青海波、紅葉賀に頭の中将源氏の君よ
9
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千映
庭の花ミクロの成長これからはミリからセンチに変わっていくはず
5
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たけくらべ
在りし日の母の植えたる桜木は命日待たず花ぞ咲くらむ
48
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千映
クロッカス三輪咲いてお説教「お寝坊さんね」吾の顔見てる
9
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リクシアナ
畳紙に残り香添えて偲ぶ春いつに着るなく眺む塩瀬の
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野々花
あなたへの想いこのまま抱きしめて独りよがりの歌など綴る
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リクシアナ
衣擦れを闇にひそめて潜る御簾 恋の名残と淡き鹿の子を
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