詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
このごろの冬の日かずを数えては小春の長閑しさざん花の咲く
20
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城南
名のみ知る社の謂れたずね来て坂の彼方に月針と見ゆ
10
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横井 信
お日様をその身に溜めて色づいた果実は落ちて土へと還る
9
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夢士
小春日や散り敷く落葉跳ね除けて小さき花咲く陽だまりの路
15
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詠み人知らず
目頭が白くなりけり愛犬の行く末思ふわれのことより
6
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KEN
やみに浮く 殘る櫻葉 見上げては むかしの春など 思ふ夜半かな
14
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ななかまど
のけぞりてのけぞりて幹辿りたり時代は奈良のじじとばば杉
7
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つちだゆういち
私の鳴ったことのないガラケーをスマホに替える意味はありしか?
10
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リクシアナ
冬星を水面にひろげ君を待つ夜の冷たさ支笏湖の晩秋
23
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もみじ☆彡
村しぐれ さりて露おく 里山は やうやう染まる 初紅葉かな
16
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滝川昌之
お互いに本望でない蜘蛛の巣と着地できずにもがく枯れ葉と
23
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狭霧
逃れ出て嗚呼恥ずかしとのたまうも御身ひそかに誇りてやあらん
9
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滝川昌之
忍耐で付ける心の力こぶ下げた頭で見つめる大地
27
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秋日好
一晩の雨に地面に散り敷いたもみじのごとく血も滴って
16
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千映
一度でも愛した人が触れた花生きてるうちは枯れさせまいぞ
16
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灰色猫
美しい歌集に眠る憧れの一首と恋に落ちゆく日課
27
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横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
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滝川昌之
枯れてなお倒れずにある道草の根力に知る生の執着
20
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詠み人知らず
枯葉舞う道に我ひとり金色の波路分け入る影となりにし
10
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KEN
散り惜しむ けやきの木末 百舌鳥一羽 時來たる事 告げて高鳴く
16
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