悠々のお気に入りの歌一覧
只野ハル
手に持ったバナナ食べつつ腹減ったそう言う母に食べてるやんか
10
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葱りんと
心をば 負荷振り払い さらけ出す 一日終わりに 日記という歌
11
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ながさき
妙法の 「妙」という字は 「よみがえる」 蘇生の意味の 言霊含む
20
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水海はるこ
人生の十分を共に壁を向き過ごしたおじいさんさようなら
4
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住川幸
そしてまた巡る季節よ これはそう下へ下への螺旋階段
5
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夢月
枝垂れ梅春風揺らめく花すだれ眩しき紅梅空は麗らに
6
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へし切
ふりみれば想い出ぽろりこぼれくる遥か彼方に故郷の空
21
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月虹
少年の眼差しのまま空を見る果てしがないのだこの熱情は
32
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月虹
ゆっくりと朝が目覚めてゆくように四月は光の射す方向へ
32
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月虹
人生はいつもときめく方向へ転がしてゆくローリングストーン
32
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詠み人知らず
雨に濡れ何処からともなくやって来て別れも告げず立ち去った猫
18
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詠み人知らず
横浜の海が似合うという人が 通天閣の下をうろつく
13
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風花
春らしきバッグの萌木色に呼ばれ順に手に取り鏡に写す
18
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詠み人知らず
さくらもも 我が子に菓子を「あげる」けど 他人の子には「やる」とのたまう
10
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恣翁
定めなく柳絮舞へるに 惜別の人を 如何でか垂糸繋がむ
18
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大森ゆきえ
チューリップ踏まれた横の吸殻と同じレベルで残ってる吾
5
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風花
散り敷いた桜掃き集めたバケツ傾け子らは歓声あげる
13
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詠み人知らず
梅田から阪神電車で甲子園 三連敗なら 尼ボートやで
11
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詠み人知らず
生命も無生命も感情も 陽光と知れ 微小な人よ
11
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夢月
桜雨濡れた散り花われやぶれなぐさめる傷ふられ優しく
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