庭鳥のお気に入りの歌一覧
あるある
デジタルで人の気持ちを理解するその人の気持ちはアナログである
3
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鷹雪
足早に雑踏をゆく僕の背に去年の君が寒いねと言う
55
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海音
白魚のようと言われし我が母の手にしみ出したる老いの刻印
5
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メガネ
み病を憂ひて電話をしてみれば孫を気に掛くばかりの祖母よ
23
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山本克夫
つみぶかきさけびにおもくいだかれて地下組織のように愛しあう
14
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massat
うなりあげ体震わす君の前にまだかまだかと立ち尽くすなり
14
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トノゴジラ
短針の定時近くにすり寄らば主役は長き針に移れリ
4
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有為
清濁をけづりてかへす川波は人のこころを読まむとすらむ
5
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Coo
「うれしいな」休校決まって二度寝する息子と地震が不安な私
6
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きりあ
桑の実を一枝きりと食べだしてついに小鳥にやらずじまいで
2
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まつい
「ブルータスお前もか」「えっなんのこと」「ああ違うならいいんだごめん」
3
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薫智
同期だと思った「ごめん」先輩であわてて「なさい。すみません」たす
4
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きりあ
橋のない川の向こうに行けなくてわたしはいつも守られる人
12
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さる
乳飲み子を抱く若き母にじむ汗拭くこともせず子を扇ぐなり
10
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トノゴジラ
九州を飛び越したるや梅雨の入り花をまねての飛梅ごっこ
3
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トノゴジラ
喰って寝てさんぽして寝る老犬がふと気にかかる定年まぢか
6
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トノゴジラ
冬籠りみちのくの春いま何処永田の町に永きみちくさ
3
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トノゴジラ
おとうさんだいれんりつってなんですかごみの分別止める事だよ
4
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トノゴジラ
奈良の鹿手に持つ餌に見向きせず首を彼方にシカとするかな
4
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佐々一竹
京番茶の焙じる薫りに魅せられて新京極を歩くも楽し
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