武蔵野のお気に入りの歌一覧
朝比奈
四葩なる紫陽花の蕚時折りに見るは五つ葩混じりてぞあり
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滝川昌之
ばて気味で雨待ち顔の紫陽花に水物ばかりを摂る俺が似る
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Proverbe
大坂の城も口では建つものの 猫の首には誰が鈴を付く
6
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詠み人知らず
野良猫も 避けては通る 人の波 裏道を知る 二人も野良猫
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詠み人知らず
知らぬうち 意識をしていた 結婚に 近く遠からず 考えるのだろう
4
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桃山
遊歩道行きかう人のそれぞれがオリジナルマスクのお洒落に徹す
6
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詠み人知らず
粘る彼 取り組む姿勢 棋士の様 対局できぬ 闘志の威圧
6
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詠み人知らず
頭垂れ 彼の影を 追いかける 顎を掴まれ 上を向き歩く
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あぶく
譲り受く母の日傘の裏地には小傷のちさき繕ひのあり
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岩本菫
休み休みの学校に吾子復活優しい友だちとラインす
4
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可不可
リモートでも波長あはない教授ゐて 彼も私が苦手だらうか
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朝比奈
在宅という名の体制整いて出社がいかに無駄かを理解す
13
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詠み人知らず
買い物に 二人で出掛け はぐれては 背伸びをしては のっぽを探す
6
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詠み人知らず
恋拐い 夢に誘う 通り雨 抱きしめ眠る 彼の横顔
4
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詠み人知らず
赤子寝る 小さな大人 深寝して 甘えるように 彼に安堵す
5
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詠み人知らず
目が曇り 手探り探す 我が眼鏡 彼を確認 ぼうっと見つめる
4
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桃山
柔らかに色変えながら人を待ち静かに明ける紫陽花の寺
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Proverbe
生ける者日々に親しみ切れ目なし 遠ざかるこそ縁の切れ目や
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詠み人知らず
無邪気で 歯がゆき手先 笑う顔 髪を撫でる手 不意打ちのキス
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詠み人知らず
死してなお 心を抉る トラウマに 拭えし汗を 悪夢と魘され
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