守乃みさと.のお気に入りの歌一覧
林林
祖母と吾おせち作りつ花が咲く祖父との熱愛結婚話
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林林
子の足がひやっと急に吾が足にもぐり込み来る冬布団かな
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林林
子に辛くあたった夜にせがまれるヘンゼルとグレーテルを読んでと
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林林
餅米を研ぎ水に浸け一昼夜明日おいしいお餅になあれ
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本能寺
見上げれば 東の空に流れ星 彼方のきみへ願いごとひとつ
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本能寺
言の葉をあやつり作る平文は こころ入らず何も伝えず
17
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へし切
コンビニでケーキをもとめ 静かな夜 ひとり祝ふや クリスマス・イブ
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へし切
幸いのあるとなきとは隔てある夢見る子らにサンタは来しか
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へし切
あたたかな冬の陽ざしに群れ鴨のあそぶ水面に波の輪たてり
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へし切
つらつらとこの一年を振り見れば淋しきなかに笑顔のませり
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へし切
水底に住まふ魚が吾に問ふ悲しみ深き涙は見へね
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ゆりこ
死にました 言葉の杭を打ち込まれわたしは何度も死にました
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ゆりこ
刺しました 言葉の剣で刺しました大事な大事な人なのに
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ゆりこ
あの歌を弾いてみたいと鉛筆で起こした譜面覚えてますか
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ゆりこ
五重塔「切符を拝見いたします」今日の車掌はみやこ列車区
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ゆりこ
いくつものトンネル抜けても雪はなく霧煙る敦賀駅は雨
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夢士
朝陽受け走る車窓に筑波山春を待つ田や木枯しの舞ふ
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夢士
くっきりと夕焼けに浮かぶ富士の山利根を渡りて闇に溶けゆく
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夢士
行く先は同じホームと知りながら近道走る青春の時
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夢士
除夜をつく綱持つ手と手触れ合って戻る参道手袋取りぬ
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