詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
普通という言葉の重み噛みしめてチャンス逃さず暮らし見直す
13
もっと見る
野々花
吹く風に若葉の緑溶け込めば夏が始まる微かな予感
24
もっと見る
リクシアナ
繚乱の季は短し雪柳枝垂れるもとに散る鬱金香
25
もっと見る
沙久
「ああ、そうさ。今頃気付いた?」天使だと語り空裂く悪魔だ、僕は
13
もっと見る
沙久
この空に心の紙ヒコーキ乗せる「風をまとってあなたへ届け。」
21
もっと見る
いわこし
硝子函のヤドクガエル描く君毒の色彩画紙に転写す
7
もっと見る
紫草
すれ違う顔色冴えぬ青年のTシャツの背に「なんくるないさ」
16
もっと見る
詠み人知らず
頭痛い、心も痛い、もうだめだ。薬きれてるし、君はいないし。
5
もっと見る
いわこし
吾のうちをどうと流るる川水はかの町に赤い魚泳がせ
6
もっと見る
千映
久し振りワンプレートの夕餉には夫の「手抜き」の声がしそうで
10
もっと見る
ガイトさん
七時には暗くなってたはずなのに夜はどこまで遠くへ行くの
7
もっと見る
沙久
貴方から見えてる私は私じゃない私が見ている貴方も、そうね
19
もっと見る
コタロー
目覺ましのベルに廻しぬ洗濯機掃除機かけてトースト「チン!」
4
もっと見る
只野ハル
過ぎた日々たらればなどは眠剤に沈めて眠る明日は見えない
20
もっと見る
みやこうまし
妻さりて一人ご飯に慣れし我 男やもめの一歩踏み出す
22
もっと見る
ながさき
颯爽と 北の大地に 根を張りて 子らを育む 母は太陽
30
もっと見る
コーヤ
きつい坂 閉口するも 谷川の流るる水が 癒してくれて
17
もっと見る
石川順一
パソコンの画面が少し傾いて不機嫌となる我が居るかな
15
もっと見る
夢士
庭に咲く梅花うつぎの風に揺れ朝の一時しばし眺むる
18
もっと見る
灰色猫
眠らない夜のネオンが札束で神は本当に死んでしまった
15
もっと見る
[1]
<<
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
>>
[629]