大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
水ノ衣
友人の子供が無事に産まれ出でその立会いの壮絶さ聴き
13
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小林道憲
目を閉じて夕暮れの蝉に聞き入りぬ 過ぎにし日々は帰ることなく
30
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みやこうまし
夢を持つことの少なき日々にして 介護につくす模範となるや
25
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詠み人知らず
突然の思いもよらぬ悲しみに世界の音が一瞬消えた
19
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水ノ衣
手土産にゆべしをくれし客ありて体に広がる控えた甘みよ
13
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水ノ衣
多くの歌人が消えてゆきたり僅かの間時は急流
13
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水ノ衣
言葉から救済を得る方々へ叫びはしかと受け止めて居り
13
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水ノ衣
我は詠まぬ本物は詠めぬ者なりて感ずる事のみ許しを願う
13
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灰色猫
幾千の時を超えて名づけられ 星座になれた夜空の星達
22
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灰色猫
意図せぬ言葉のすれ違いそんなことさえ許せないならもう終わりだね
24
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灰色猫
まだ癒えぬ 原爆投下 黒い雨 語る言葉に 平和を願う
30
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みやこうまし
雨音を耳にしながら雨も見ず 詩のアンソロジーに日がな浸れり
19
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恣翁
少女らの斉唱したる旋律は 重き空気に波紋描けり
31
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灰色猫
病にて心身ともにボロボロで 肩抱き励ましてくれた人を忘れず
30
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灰色猫
すっかりと夏に染まった緑色 稲穂を照らす葉月の光
15
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詠み人知らず
あなたにはピンクが似合うと言われても黒似合う女になりました
12
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みやこうまし
積み上げし知性の溜めも老い痴れば なくなるものかと鏡に問うや
21
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灰色猫
滅び行く祖国を愛するあまり大河へと その身を投じた一人の詩人
10
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灰色猫
乱高下 恥しい気分を 操って 病に負けぬ 日々を生き抜く
13
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灰色猫
音符から 蛙になって 夏の夜 ふたたび音符を 奏でる蛙
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