文麿のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
都合よく線路も道路も通じてる だけど恋路はタイトロープか
14
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聴雨
縁ありて古の歌ひもとけばもののあはれを知りたる夕べ
9
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偽嫁
自転車と犬の散歩と乳母車 春のうららと土手の蒲公英
13
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樹 沙羅
会話だけ見ればかみ合っているのにねキミはあの子を想っているの
3
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樹 沙羅
投げつけた「好き」の言葉は落ちていく砲丸みたいに受け取られずに
11
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もぉりもり
泣く風が重くて前にすすめないわたしせつない竜巻だった
3
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樹 沙羅
「好きだ好き」何度も何度も聞かされた片思い同士の一方通行
6
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詠み人知らず
侘しさに閉店間際のスーパーで 賑やかそうな豆菓子えらぶ
11
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夏恋
朝子さま詠み続けて欲しかったも少し歌に逃げても良かった
16
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みなま
庭仕事忙しくなるこの時期に 旅立ったのは夫の優しさ
15
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聴雨
東雲の明けゆく野辺に一人きて露おく白き花を手折らむ
15
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偽嫁
海峡の荒波越えてやっと来た桜が主賓の歓迎会
11
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inosann
客宅で「変えれぬものが二つあり人と過去だ」と聞いて頷く
16
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もなca
はつなつのひかりまばゆい砂浜に押し寄せるのは切なさばかり
13
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桜園
歯も痛くへこみしわれに友からの優しさあふるる一通の文
13
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詠み人知らず
お互いに拭い合えない雨粒をもてあますまま それぞれの道
23
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詠み人知らず
遠くから友来たるあり料理など 整えながら塩味の増す
14
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麻倉ゆえ
放課後の金管たちが軽々とリップスラーで飛んでいくソラ
11
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桜園
豚カツや唐揚げ食べたきわれなれどお粥すすすりて歯痛よ悲し
14
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紫草
くたびれた蛇口は悲しみ深きごと夜通し泣いて涙ぽたあり
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