まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
ひととせの海辺の貝を箸置きに添えた夕餉に涼風そよぐ
19
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詠み人知らず
お馴染みが情や景色を歌うのを 髪を下ろして聞く仕合わせよ
19
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詠み人知らず
地の果ての訛り分からぬ停車場に 在って嬉しいセブンイレブン
20
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みやこうまし
梅の木に小雨かかれば枝揺るぎ青葉の撫でて小梅ゆらゆら
9
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もなca
向き合って話す笑顔より無防備なきみの仕草をそっと見ている
20
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光源氏
実相を無相の念でながむればほのかにゆらく幽玄の躰
7
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詠み人知らず
好きな人 好きだった人忘れない 忘れられない 忘れてたのに
32
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あまおう
半身を無くした月を見上げては我を映して哀れと思ふ
18
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桜園
亡母の着し麻のジャケット身に付けば母の好みの香水かおる
18
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詠み人知らず
山の端の向こうの虹がついてくる 新快速は 優しい速度
15
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inosann
朝礼での追求の余波にひたり見る梅雨空の下海は穏やか
12
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みやこうまし
銀杏の青き未熟が雨に落ちころがる無念道辺に満てり
18
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光源氏
うすべにの戀のささめき尽きしをり螢ながるる夜半の川風
15
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光源氏
ひそやかに闇にうかぶる山法師己が定めを花になぞらへ
8
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あまおう
「暑ぅー」と白い手首で扇いでる開き加減のかわいい指先
15
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あまおう
雨の駅迎えを待ってる人たちが入れ替わってもまだ降り続く
25
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詠み人知らず
しあわせのあわいにひそむ雲ひとつミルク紅茶にとけてゆく朝
23
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みやこうまし
分度器の半孤に伸びる空の虹移ろい変る街測りたり
14
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たんぽぽすずめ。
もし我があざみとなれば思い出の恋路に萌えて雨を抱くかも
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南 骸骨
僅かなる響きを頼りに音紡ぎあなたの吐息の輪郭を知る
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