吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
萱斎院
秋風によるかたもなくたゆたひぬ まそほの糸の色ぞ身にしむ
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有栖川芋子
不安げにリハビリ車待つ母の口に紅さし鏡を見せり
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有栖川芋子
リハビリを終へて戻りし母曰く口紅似合ふと云はれたんよと
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石川順一
松は無い無花果の木も今は無い柿の大木だけは存続
16
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石川順一
座ってもうつらうつらとしてしまう夕食前のたるんだ史実
18
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石川順一
秋の夜ビーズやグレイを聞いて居る素晴らしいチャンスあるのでしょうか
20
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灰色猫
選んだの選んでもらえたふたりなのずっと本気でずっと一緒ね
20
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灰色猫
どうしても渡せなかったプレゼントあの日の痛み今も疼くの
21
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灰色猫
ひげを剃るゆく年くる年ひげを剃る朝が来るたび新年となる
19
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灰色猫
命です肝に銘じて誓いましょうコンビニ猫の味方であると
18
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灰色猫
下手くそな落書きだらけの情報のネットの海へダイブしようぜ
21
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詠み人知らず
紅白の祭礼幕が はためきて 寂しき裏路地 今ぞ華やぐ
16
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詠み人知らず
鉤爪の抉りし胸は 深すぎて なかりしことには 出来ぬ傷痕
15
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詠み人知らず
吐くことも吐かれることも好まぬが 優しく白い嘘なら許す
21
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夢士
天高く柴あお青と秋の日に昔忘れじシニアの集ひ
15
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日置鳩子
暗闇に交互に舐めるチョコレートぱきと君のアーモンドを噛む
12
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林林
あのときの この傷痕の あの痛み 忘れたくあり 忘れたくなし
18
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林林
横風に煽られ降りし雀の子向きを直してまた飛び立ちぬ
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藤久崇
雨過ぎて 衣干せるに 道の辺の 萎みし花も 復ちて開けり
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藤久崇
夜も開けぬ 朝が寒風 吹きゆけば 嬉しや君の 編みし首巻き
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