吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
銀
おもむろにメリーゴーラウンド回り出す明日は廃墟となる町のため
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銀
その卵麺の祖祖祖祖祖父母らと旅をした大地はすでに熱と消えても
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銀
お互いに血潮を見せ合うような秋の街路樹に交わる
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銀
山に入り 山の深部体温となりたきわれの今日のブレンド
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銀
ガラス越しにピクセルとなりしわたくしを受信されたし ひとつのこらず
4
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赤石仙人
故郷へ歸る車窓に眼をやれば思ひ出殘る青き山々
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赤石仙人
冒頭の施政演説さへ無くば大義何處か國會解散
4
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赤石仙人
代表が都知事であるか希望の黨魑魅魍魎こそ集ひて止まぬ
4
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サヤ
あたたかい光の中をゆく人は多分何かを見落としている
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日置鳩子
船小屋の灯りのふっと消え入りて凌霄花の月に屠らる
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ラベンダー
西の方 日沈む空の 夕焼けに 真っ直ぐ向かう 明日という日見
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ラベンダー
マニキュアを うまく塗れない 自分では 女性の皆さん 思いませんか?
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弦音
偶然を装う朝の通学路邪魔をするなよ赤信号
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弦音
気にしてるあの子と駅で帰り道今日に限って中央特快
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弦音
改札で思いの丈を伝えても単線列車折り返しなく
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弦音
演奏会本番前の舞台袖信じる力横添いし君
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弦音
手術前何度も何度も読み返す好きな子からの手紙一枚
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萱斎院
夕暮れははかなきこともあはれにて われもかうとや告ぐる秋風
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萱斎院
夢にだに影とだえども我がこひの まだくれなゐに染み残るかな
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萱斎院
秋さりぬ むかしおぼゆる野の花の たれの香をぞや匂はしつらむ
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