河のほとりのお気に入りの歌一覧
浅草大将
咲きそめにはやも秋こそやどるらめひかり涼しき朝顔の露
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浅草大将
楽廊にバッハはうめくあめつちの始めの光かくやあらむと
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浅草大将
ゆく夏の影こそ目にはみねの上に月ぞ秋なるむら雲のそら
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紫草
若者に初めて「ババア」と呼ばれた日それは事実・・としみじみとする
12
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紫草
傷ついた君の瞼に唇を添わす刹那の甘い陶酔
19
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紫草
中心を少し左にずらしたら心のバランスとれる気のして
10
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恣翁
打ち捨てよ 過去の森なる我が歴史 市場に散らばる 雑魚のごとくに
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恣翁
炎陽に 背から汗噴き 草切れる 農夫に頭 垂れざらめやも
19
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恣翁
燃え盛る陽は じりじりと昇りつつ 真昼の影を 飲み干さむとす
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恣翁
喧騒を離れ 心に幾許か 悟りに遠き平穏得たる
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詠み人知らず
もぎたての 太陽ひとつ 器ごと 冷やせば汗も したたるトマト
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詠み人知らず
双子でも 三つ子でも良い 豊満で 艶やかであれ 旨い枝豆
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ふきのとう
のら猫は車の影に寝そべりてうだる暑さに夕暮れを待つ
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ふきのとう
ようやくに言葉あふるる幼子とおもしろおかし会話楽しむ
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ふきのとう
少年はしなやかな背にべったりと汗にじませて部活終へたり
16
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ふきのとう
愛犬は出かけるわれにすごすごとひがな一日孤独に耐へる
11
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ふきのとう
少しづつ孫守りからの解放に余生楽しむ術を探さむ
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光源氏
ひぐらしのこゑぞしきりに降りそそぐ御国の為に働かぬ君に
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風蘭
通り雨あとの夕暮れむらさきにピンクのベール優しくつつむ
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風蘭
蒸し蒸しと風のなき夜に半月もふやけて溶けて消える夏闇
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