コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
パンダ舎のライブ中継いそいそと見たれば赤ちゃん母とじゃれたり
12
もっと見る
灰色猫
恋しさの炎のような想い秘め君をかさねた林檎を齧る
23
もっと見る
可不可
幾すぢも泪ながれて耳すます 忍び音は私の唇
5
もっと見る
詠み人知らず
紅葉は視界の隅に添える規模身の丈に合う山裾で見る
4
もっと見る
詠み人知らず
ブランコは稚児よ遊べと公園に影を落として月を見上げる
6
もっと見る
詠み人知らず
食糧の包装ゴミが増えているような気がする二十一世紀
5
もっと見る
詠み人知らず
美ら海はニライカナイを悲しくし土砂に埋められ憤怒を握る
6
もっと見る
詠み人知らず
今宵また目にも涼やか月見草眺めて歩く道端の距離
13
もっと見る
詠み人知らず
レンズ付きフィルムで見たい山峡の駅のホームに葉牡丹は居た
3
もっと見る
詠み人知らず
北風のあの贈りものかき集め庭木の根元に落ち葉の布団
12
もっと見る
横井 信
足元を落ち葉はそっと駆けてゆく野をゆく風と語らいながら
13
もっと見る
横井 信
道わたる冷たい風が突き刺さる喉の痛みに緩める歩み
9
もっと見る
夢士
深夜バス降りてふらふら落ち葉踏む師走の風の身にしむ今夜
13
もっと見る
へし切
ながれゆく時のまにまに忘れきた夢の欠片をまた夢みてる
17
もっと見る
千葉 甫
暗いまま来ている朝を起き出して冷たいズボンに脚を突っ込む
5
もっと見る
千葉 甫
思い出せぬ記憶探して屑籠の中のメモ紙拾い続ける
4
もっと見る
千葉 甫
陽が照っていれども背中の寒い午後人声聞かぬ刻の過ぎつつ
3
もっと見る
千葉 甫
口中に転がしている蛸焼きの熱さの他は何も思わず
4
もっと見る
詠み人知らず
食パンをくわえて走る少年を俺は今だに見たことがない
5
もっと見る
詠み人知らず
床に落ちたキットカットも平然と食べるわたしは事務員田村
4
もっと見る
[1]
<<
335
|
336
|
337
|
338
|
339
|
340
|
341
|
342
|
343
|
344
|
345
>>
[607]