由良のお気に入りの歌一覧
はなはな
人は皆 心に闇を抱きしも 見つめていれば 幻となる
11
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加祢
うつろひし糸の心に聞きゐれば八重にひらける花の色見ゆ
27
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トーヤ
忘れてもいいはずなのに胸の穴「逢うは別れのはじまり」なんて
7
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詠み人知らず
蓮の葉の水滴じっとながむれば釈迦の世界が脳裏にうかぶ
10
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垂々
労働の汗と涙を世界一純度の高い水分とする。
17
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夜考宙ん
井戸水に浸したスイカの冷たさをふと懐かしみ冷蔵庫開け
2
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詠み人知らず
睡蓮の葉がひろがりてつぼみつけ開花ねがいて清水あげし
9
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紫水大夫
初夏の香に似合う花はと言問わば 茶臼の山の花つつじかな
20
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詠み人知らず
ひまわりの表情ピュアに撮りたくてはいつくばってシャッターをきりし
16
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浅草大将
天つかぜ吹かぬこの世になる神の回す扇ぞめぐみなるかな
15
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紫水大夫
一匹の蟻は行く向き見誤り 晝過ぎるころの鋪裝の歩道
8
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トーヤ
遭わないとわずかなことも見えやしない雨の残した傷跡の意味
10
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詠み人知らず
朝顔のまだという声きこえしかシャッターおせばすっとしぼみゆく
22
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垂々
破られた約束を消す修正液(ホワイト)が乾かないまま また逢いにいく
40
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夜考宙ん
夏草がサラサラ歌いホタル舞う川面ユラユラ月も微笑み
2
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トーヤ
持っていた翼は雨にうたれたの二本の脚はすごく不確か
10
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詩月恵
アラームの星に願いを聴くたびに思い出したくなるひとがいる
10
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詠み人知らず
ポケモンの風鈴つるして風ふけば涼しげな音に夏感じぬ
7
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falcon
夕映えを切り裂くつばさ玄鳥の越えゆくかなた芦は燃え立つ
11
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粕春大君
あたたかき風の入りくる南辺の窓にゆすらふ合歓の花葉は
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