大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
君の名があいあい傘に書いてある古いノートに見つけた初恋
22
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詠み人知らず
二月には色づく花も見当たらずモネの色水のような憂鬱
12
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詠み人知らず
七月がきました海が開いたらあなたにやっと会いに行けます
9
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もなca
訳ありて回り道するねじれ花 空の高みにあこがれつつも
22
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美津村
満月の下を東へのびてゆく夜の飛行雲光帯びたり
18
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美津村
冷えすぎる足を護ると靴下を重ね穿きして冷房の部屋
9
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美津村
灯火を消せば月かげ差す窓に轟きて飛行機の遠ざかりたり
13
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村上 喬
あたらしい恋の話を始めよう緑の光がはじける街で
25
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村上 喬
白き砂踏みしめるたび幾万の星はしずみぬ足の形に
25
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村上 喬
明日には宮古の海の明るさに心を染めに深くもぐろう
30
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詠み人知らず
なつかしき手の跡みれば待たれつる程の長さに恋まさりけり
16
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詠み人知らず
おのづから蛍もとめて出逢ひたる女の首もほのみどりなる
11
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詠み人知らず
あぢさゐの藍も茜もかくれさり鬼の子しろきゆふぐれの杜
27
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詠み人知らず
雨やみて風吹く夕の路地添ひに定家葛のかをりひとすぢ
16
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みやこうまし
残生を孤独死覚悟で生きるかな 餓死して武士のけなげさ示す
17
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ながさき
人類の 共通の敵 核兵器 全面禁止 実現祈る
17
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水ノ衣
田舎道降り注ぎし森の声よ微かに感ずる秋の息吹よ
15
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水ノ衣
人波に押し返されしご婦人の強き瞳に釘付けとなり
13
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水ノ衣
妻何時もにこやかに在るその影に何かを耐えて忍びて泣いて
13
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水ノ衣
花壇には今向日葵が咲き乱れ出発の朝を揺れて見送り
15
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