桜田 武のお気に入りの歌一覧
時計台
絵空事 戲言繰り言 世迷ひ言 なべて飮み干す「うたのわ」深し
7
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時計台
定年後 小さくなりて散歩せし 我見る如き 後続く人
7
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ながさき
大悪が 起これば大善 来たるべし 各々なにを 嘆き給ふや
8
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ながさき
ほー法華経 ホーホケキョーと 啼いている リビング前の 竹林のなか
9
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ななかまど
手を挙げてバスに乗りくる幼らと一緒にはいるウチナーの風
12
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ななかまど
過疎地でも住み慣れし地が良いと言う人また逝きて空き家は増える
12
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滝川昌之
雲低く燕が重く飛ぶ朝に我が通勤の足取り重ね
12
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滝川昌之
見かけだけ見てはならぬと電車内 茶髪ピアスが座席を譲り
13
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灰色猫
最近の真夏は燃えるようですね地球は原初にかえれますかね
7
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灰色猫
あるがまま太陽と生き呼吸して日が昇るたび喜び生きる
8
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時計台
祖母の折る 兜かぶりて誇らしき あの頃の空 果てなく広し
10
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ななかまど
天幕を担ぎ上げにし山いくつ残雪の峰眩しかりけり
10
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滝川昌之
奪い合う子らが育てば淋し気な冷や麦の中の朱い一本
14
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ながさき
アメリカは 武器を供与し 援助する その行動の どこに非がある
8
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横井 信
里山の空へとのぼる鯉のぼりやさしく泳ぐ立夏の夕べ
11
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ながさき
いつまでも 續くわけなし 獨裁者 足元崩れ 分解まぢか
7
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ながさき
新緑の 薫風受けて いざ征かむ 友の笑顔に 心躍らせ
9
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時計台
四苦八苦 ひとり机に向かひをり 新らし講座に慣らはむとてや
6
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時計台
すきとほる 五月のそよ風 ゼリーとし 青星と消ゆ 立原道造
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ななかまど
あおもみじ風にかがよう寺に居て思いを馳せり知床の海
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