コタローのお気に入りの歌一覧
うすべに
つむじ風 最後の一葉舞い散らす 芽に飾られて枯れ枝光る
15
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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煩悩
クリスマスはなんて遠いの金になれない将棋の歩の俺
8
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煩悩
歩行すなわち楽曲となる雪を踏む俺は怖いものなしの鏑矢だ
8
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煩悩
ボブ・ディランを暗唱せよ読破できない推理に開眼せよ
5
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詠み人知らず
ふと見れば一円玉の旅がらす落ち葉の茶屋でひと休みかな
12
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詠み人知らず
客足が遠のくままに愚痴の日々工夫努力のあとも見られず
8
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詠み人知らず
可もなくて不可もない日々暮れて夕米研ぐ水の冬の冷たさ
17
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灰色猫
北欧の白夜のように燃えているふたりの恋は夜を待てない
20
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うすべに
葉が散って広がった空 公園に ベンチの老人おだやかな午後
16
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滝川昌之
花々はそれぞれに咲く年の瀬に着飾る女性は街の彩り
20
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可不可
同じ二人ぐらしでも続けるの疲れ(飽き)たんだな 実母の「バイバイ」
7
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秋日好
生垣の裸木透ける冷た陽に雀丸まり朝の会合
13
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秋日好
あと三分 雨の降りだす帰宅路も 君 家に待てば灯ともりて
15
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もみじ☆彡
片隅に 忘れ去られし 石蕗の 花は今年も ひっそりと咲き
12
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新座の迷い人
賀状の 印刷終え 投函し 年々減りて 淋し事かな
8
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新座の迷い人
妻倒れ 意識が無しが 心配で 毎日見舞い ぬくもり安堵
8
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新座の迷い人
高き屋に のぼりて見れば 煙 けぶり立つ 民のかまどは にぎはひにけり
7
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新座の迷い人
我妻の 写真眺めて スライド見 元気な頃を 懐かしむかな
7
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新座の迷い人
やぼ医者め 医療技術の 無い癖に さじ投げしては 別の医師治す
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